2005年 06月 23日
(3)自分が,なぜ,写真を撮るのか。
先輩は,「一眼レフ」を持っていた。1人の先輩は「ミノルタα7000」,もう1人の先輩は「キャノンA-1」を持っていた。
それに影響される形で,友人が,「キャノンAE-1P」を買った。
身近にそういう人が増えると俄然,自分も欲しくなる。
値段を聞いてみると,「α7000」はまだまだ高く,中古の「A-1(ボディーのみ)」が25,000円,「AE-1P(50mm付き)」が23,000円とのことであった。
また,ブラックボディーの方がシルバーボディーよりも人気があり,価格にして 3,000円ほど高いことも判明した。
当時の自分の予算からすると,出来れば2万円以内。もちろんレンズ付き。
「A―1」はモータードライブ(連写が可能な装置)が装着可能ということで,魅力的であったが,やはりボディーのみ25,000円は中学生には高すぎた。レンズが無いと撮れないからね^^;
そして,梅田駅地下の中古カメラ屋に見学に向かう。
同じ機種でも装着されるレンズによって,価格が違うことをここで始めて知る。
同じ焦点であれば,f値が小さいレンズ(明るく撮れる)ほど値段が高くなっていた。
安い「AE-1」があれば。と思っていたのだが,その日の店先には出物はなかった。
そこで目に入ってきたのが,「キャノンFTb」と言うカメラであった。
「AE-1」や「A-1」と比べると少々野暮ったいデザイン,そしてデカイ。。。
第1印象はあまりよくなかったが,なんせ値段が魅力的であった。
50mmf1.8のレンズ付で, 15,000円。
(まあ,最初のカメラとしては,これでいいか。)
とこれを買うことにした。
http://www.canon.co.jp/Camera-muse/camera/f_camera.html(キャノンカメラミュージアム参照)
昭和46年発売の「FTb」自分よりも早く世に出て世界を見つめてきた先輩を相棒とした。