2016年 12月 01日
★改造レンズ 富岡光学製「Tomioka Lausar 4.5cm f2.8〔1955年〕 」(Taron35)
写友から ガラクタ整理するから。と譲り受けた TARON35
それには、このレンズが着いていた。
Tomioka 、レンズ沼に片足突っ込んだ者なら、その名に聞き覚えがあるはず、富岡光学製のレンズである。
富岡光学は、現在の京セラオプテックの前身に当たる。
その高い光学機器製造ノウハウを買われ、日本での Zeissレンズこ生産を任された会社である。
そういった歴史などもあり、富岡光学製のレンズというとレンズ沼の住人にとっては放っておけない品である。
が、富岡光学は、自社名でのレンズ生産が極めて少なく、ヤシカなどに製品として提供するなどの黒子として役割が多い。だからこそ、この「Tomioka」銘のレンズは貴重。
ということで、α7Rで使うべく、レンズをぬして抜き出した。
幸いに、ポルトガルから取り寄せていた 引き伸ばしレンズ用の部材の口径とこのレンズの口径が合致したため、シャッターを除去するだけで、L39マウントに変換できた。
あとは、L39-M42リングを噛まして、M42ヘリコイドに組めばOK。
ほとんど労なく完成。ラッキーだった。
明日は、ちょっとこれで試写してみようと思う。
一応、3枚目がこのレンズの現状最短距離で撮ったもの(被写体とレンズの距離、約20cm)だが、室内+人口光源では、レンズの特徴を語るには不十分だね。
まあ、次報にご期待あれ。と。(そんなに期待する人はいないだろうが^^;)