「木村伊兵衛」写真展を見て
機材バカから写真に入っている私はお恥ずかしながら、写真家をあまり(ほとんど?)知りません。
木村伊兵衛氏についても、名前は聞いたことあるが、どんな写真撮る人よ?ってくらいなもんで、たまたま自分が京都にいる時に、かつ、自由に時間が使えるタイミングで写真展があったのだ見に行った次第。
写真はひとことで言えば「上手いスナップ」
悪く言えば、木村伊兵衛氏だからこそ撮れたオリジナリティあふれる写真。ってことはないと思う。
が、あの時代に、こうしてチャンスを逃さず撮っている。ということに大きな価値があり、時間の経過がその価値を高めている。といえる。
もう、誰もあの時代には戻れないのだから。
写真を見て感じたことは、木村伊兵衛氏が、もし存命だったなら、いま、どんな写真を撮るのだろうか?その写真を見てみたい。という想いと、
自分の写真も、時を経て、価値を高められるだろうか、そういう写真を撮りたいな、とそんなことを思ったのでした。
京都ライカショップでの「木村伊兵衛 写真展」は、会期が長いので、京都にお立ち寄りの際は、是非覗いて見てください。
あの時代に、カメラを持って撮り回れたという幸運とそれを活かしきった素晴らしさ。
いまとなっては、時の流れが唯一無二の写真とした作品を見ることができます。